菊泉寺について
ご挨拶
仏教とは生きる哲学であり、仏教を通して人としての生き方を学ぶことができると考えています。 私はその学びの中で、お釈迦様が仰っている「原点」に回帰したいとの根本理念をもとにしています。 この根本理念を胸に、菊泉寺は人々が集まりやすいよう、安心できる場の一つとして当山が挙がるよう日々精進しています。 生けるもの同士全てのものが心豊かに縁を育み続けられるよう念じて止みません。 御参拝心よりお待ちしております。 |
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菊泉寺 住職 合掌 |
法人の概要
商号又は名称 | 宗教法人 菊泉寺 | ||||||
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住 所 | 名古屋市中村区栄生町24番15号 | ||||||
代表役員 | 住職 古橋 憲明 | ||||||
目 的 | 十一面観音菩薩を本尊とし高祖承陽大師、太祖常済大師を両祖と仰いで曹洞宗の教義をひろめ儀式行事を行い信者を教化育成しその他この寺院の目的を達成するための業務を行うことを目的とする。 | ||||||
連絡先 |
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沿 革(昭和以降)
昭和33年11月 | 開山堂・位牌堂を改築 |
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昭和34年3月 | 秋葉堂を建立 |
昭和43年12月 | 鐘楼を建立 |
昭和44年5月 | 山門を建立 |
平成元年12月 | 本堂を改築 |
平成8年10月 | 庫裡を新築 |
平成13年7月 | 永代供養塔を建立 |
平成14年7月 | 禅堂を建立 |
平成15年4月 | 弘法堂を建立 |
平成29年4月 | 本堂を耐震工事 |
令和2年12月 | 奥書院を改築竣工 |
由 緒
今から350余年前に菊泉寺は建立されました。 嘉永3年(1850年)の火災により古い記録は焼失となりましたが、わずかに残りました書物を見開きましたところ、左記の内容が書かれておりました。 天正15年の頃、交雲宗易という方が、村の東北に薬師如来を安置し薬師堂と称した記録があります。 昭和13年栄生区画整理事業完工前も町の東北に旧跡地があり薬師畑と名乗られ、薬師堂所有の土地であったようであります。 後、寛文六年(1666年)の頃、遠州元弘という方と、興倫元苗大和尚(当山二世)とにより、永安寺五世朴鼎豊淳大和尚に帰依し、一つの堂場を村中に建てられ、 薬師如来をむかえ、これが菊泉寺の始まり(御開山)となりました。即ち、菊泉寺初世(御開山)が朴鼎豊淳大和尚となるに至った訳です。 元禄年中、名古屋市伊藤次郎左右衛門祐良殿により十一面観音菩薩及び、地蔵尊の霊體を寄付され、十一面観音菩薩を御本尊としました。 また、明治24年10月28日(1891年)尾張震災により全倒、明治32年(1899年)本堂等の伽藍を再建し今日を迎えました。 |